・はじめに
この本力学演習は、学生や建築士の勉強をしている人で、一般の書籍では問題を解けなかった人や、もう少し突っ込んで勉強したい人を対象にしています。基本的な事項は解説していませんので、一から構造力学を勉強しようと思っている人には向いていません。理解できない問題や気になる問題をクリックして、解説を読まれることをお勧めします。

・問題No.について
最初の１桁は１級２級の別、次の２桁は年代、次の２桁は問題Noになっています。
11705　→　1級、平成17年、05問

・なるべく一般の書籍と同じような解説にならないように努力しました。
解説が一般の書籍と同じでは意味がないため、あえて正攻法ではない方法で解くなどの工夫をしています。どうしても同じような解説になってしまう部分や、基本的な部分で解説しなくても理解できていると思える部分は、結果のみ表示し途中の計算は省略しています。

・問題文は意味が通る範囲で文章を書き換えています。
建築士の試験問題は、原文の文章が難解なために問の意味がわからず解けないというケースが多々あります。本解説では意味が通る範囲で問題文をあえて書き換えています。
（問題の原文を知りたい方は、一般の参考書などを参照してください）

・荷重や寸法には積極的に数値を入れるようにしました。
具体的な数値を入れて解くことにより、力の流れを感覚でつかめるようになると思います。

・解説や図には、わかりやすいようにカラー表示していますが、色に明確な意味を持たせてはいませんので、統一性に欠ける部分もあります。

・平方メートル(㎡)、平方センチメートル(c㎡)などは、乗数の数値が見難いため、m^2、cm^2と表記しています。

・解説については、随時修正加筆をして、より良い内容にして行きたいと思っております。ご意見や間違えなどがありましたら、ご一報いただけると幸いです。

全解説のダウンロードはこちら

各問いに対する解説は以下の「解説PDF」の欄をクリックして下さい。