実際の解析結果を、その場で体験。
以下は T-ARK1.0 が出力した実際の3D振動アニメーションです。マウス操作で視点を自由に回転でき、再生ボタンで地震時の建物挙動をリアルタイムに確認できます。解析結果は動画(mp4/webm)録画やURL共有リンクでも共有できます。
🖱 マウスで視点操作
ドラッグで回転、スクロールでズーム。あらゆる角度から建物の挙動を確認できます。
▶ 再生コントロール
下部の再生ボタンでアニメーション開始。変形倍率や再生速度もリアルタイムに変更可能です。
📊 層間変形角グラフ
画面下部のグラフで各階の層間変形角の時刻歴を確認。危険色表示で安全性を直感的に判断。
ひとつの入力データから、
木造構造設計のすべてを。
T-ARK1.0(Timber Architectural Response Kinetics)は、在来軸組から伝統構法・中大規模木造・石場建て・制振/免震建物までを対象とした、インストール不要・ブラウザ完結型の木造地震応答解析プログラムです。 ひとつの平面図入力データから、許容応力度計算・保有水平耐力計算・限界耐力計算・時刻歴応答解析・壁量計算(令和7年基準)・耐震診断(2025改訂版)の6系統の評価に加え、基礎の許容応力度設計と柱・梁・接合部・基礎の一貫検定までを一気通貫で実行できます。 要素を追加・変更するたびに復元力特性グラフと偏心率チェックがリアルタイムに更新され、結果は3Dアニメーション・提出品質のPDF計算書・DXF図面・CEDXMへ出力できます。
在来軸組工法
伝統構法
中大規模木造
石場建て
制振・免震
混構造
許容応力度計算・保有水平耐力計算
ルート1/2/3に対応し構造計算書を作成
限界耐力計算
等価線形化法で損傷・安全限界を自動照査
時刻歴応答解析
Newmark-β法の非線形動的解析と3D可視化
壁量計算
令和7年基準+四分割法+N値計算
耐震診断
一般診断法・精密診断法1(2025改訂版)
基礎の検討NEW
布・べた基礎の許容応力度設計
一貫検定NEW
性能点地震力で部材・接合部・基礎を検定
平面図・作図
CAD級の作図編集・自動配置・DXF出力
復元力特性
拡張NCLモデルと実験データの活用
対応構造要素
耐力壁・伝統構法・ラーメンまで20種以上
制振・免震
ダンパ6種と免震・石場建て比較
ねじれ応答
疑似立体3自由度の偏心ねじれ解析
詳細計算ツール
釘打ち壁・仕口・接合部・地盤Gsほか
地震波データベース
観測波・告示波18波+模擬波作成
入出力・連携
CSV/CEDXM/DXF/共有リンク
計算書・透明性
軸組図・検定比図・全計算過程の開示
3Dビジュアライズ
振動アニメ・動画録画・実データ体験
5つの解析エンジンを、ひとつに統合。
3つの計算ルートに、対応。
建築基準法 令第82条系の許容応力度計算(ルート1)・許容応力度等計算(ルート2)・保有水平耐力計算(ルート3)に対応し、それぞれの構造計算書を作成できます。さらに上位の限界耐力計算・時刻歴応答解析にも対応し、建物規模や設計方針に応じて計算方法を選択できます。
許容応力度計算
令第82条 一〜四号 + 令82条の4。各部の応力度 ≤ 許容応力度、偏心率 ≤ 0.30 を確認します。
許容応力度等計算
ルート1の全項目に加え、層間変形角(≤1/120)・剛性率(Rs≥0.6)・偏心率(Re≤0.15)・筋かい応力割増を検討します。
保有水平耐力計算
令第82条の3。保有水平耐力 Qu ≥ 必要保有水平耐力 Qun=Ds·Fes·Qud を確認。Ds は荷重増分解析から自動算出します。
準拠:木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2025年版)。「許容応力度等・保有水平耐力計算」タブでルートを選択し、判定条件(層間変形角・剛性率・偏心率・塔状比 等)とともに構造計算書として出力できます。
限界耐力計算 ―
等価線形化法の全自動実行
建築基準法告示に準拠した等価線形化法(応答スペクトル法)により、損傷限界時(稀地震)・安全限界時(極めて稀地震)の応答値を自動算定します。多質点系モデルを等価1質点系に縮約し、保有耐力曲線と応答スペクトル(Sa-Sd)の交点=性能点を求めて安全性を判定します。
制振ダンパや各要素の等価粘性減衰 heq を自動計算して減衰低減係数 Fh に反映。正負別評価(非対称解析)、偏心率に応じた Fe 低減にも対応します。
- ✓各階の損傷限界変位・安全限界変位を自動算定
- ✓応答スペクトルと性能曲線の交点(性能点)を可視化
- ✓X正/負・Y正/負の四方向を個別に評価
- ✓制振ダンパ有無による効果の定量比較
等価1質点系へ縮約
各階の変形から建築物全体の代表変位 Δs・安全限界時水平力 Qs を求めます。
応答スペクトルと交差
表層地盤 Gs を反映した加速度応答スペクトルとの交点(性能点)で安全性を判定します。
各階へ層せん断力を分配
分布係数 Bsi により各階の加速度・地震層せん断力 Qi を算定します。
時刻歴応答解析 ―
実地震波でリアルタイム解析
Newmark-β法(既定 β=1/4 平均加速度法・無条件安定)と各ステップでのNewton-Raphson反復(収束許容 1.0e-4)による非線形動的解析エンジンです。実地震波・告示波を入力し、応答変位・速度・加速度・層間変形角を算出。解析後は3Dアニメーションで挙動を再生できます。
拡張NCLモデルにより木造特有の耐力劣化・スリップ・剛性低下を再現。非制振/制振を並べて削減率まで自動表示し、補強効果を直感的に比較できます。連続波・複数波の多波解析、倒壊判定にも対応します。
壁量計算 ―
令和7年改正基準に完全準拠
2025年(令和7年)施行の改正建築基準法に対応した壁量・バランス検討を自動実行します。屋根仕様・外壁材・断熱仕様・太陽光パネル・積雪などの荷重条件から見付面積・各階重量を集計し、必要壁量 Q_i・存在壁量・充足率を正確に算出します。
四分割法による壁率比バランスチェック(偏心率 Re≧0.3 で必須)に加え、N値計算で柱頭・柱脚の接合金物を自動選定。平面図上での充足率表示で、壁の過不足を視覚的に把握できます。
耐震診断 ―
2025改訂版に準拠した上部構造評点
日本建築防災協会「2025年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法」に準拠した一般診断法・精密診断法1を搭載。既存木造住宅の耐震性能を上部構造評点によって評価します。平面図入力データをそのまま共用できます。
必要耐力 Qr と保有する耐力 edQu を算定し、劣化度チェックシート・地盤割増・剛性率・偏心率まで反映。各階×X/Y方向の評点と判定(倒壊しない〜倒壊する可能性が高い)を一覧表示し、耐震診断計算書として出力できます。
基礎の検討 ―
布・べた基礎の許容応力度設計
上部構造の解析だけでなく、布基礎・べた基礎の許容応力度設計までワンストップで実行できます(「木造軸組工法住宅の許容応力度設計 2025年版」第2章 2.6 準拠)。平面図の基礎レイヤーに基礎梁・基礎スラブ・人通口を作図配置するだけで検討モデルが構築されます。
接地圧の検定、底盤の曲げ(布=片持ち/べた=スラブ)、基礎ばりの曲げ・せん断、配筋検定、転倒・浮上りの検討までを自動化。べた基礎は基礎ばりグリッドから底盤区画を自動検出し、区画別に接地圧を精算します。
- ✓基礎計算条件(地盤許容応力度・Fc・かぶり・主筋種別)を設定
- ✓断面・配筋のイメージ図を見ながら入力
- ✓限界耐力計算の性能点地震力で基礎を検定
- ✓計算書に接地圧・基礎ばり・底盤検定表・検定比図を出力
基礎・構造躯体の一貫検定 ―
性能点地震力で、部材まで。
限界耐力計算の性能点地震力(1次=損傷限界時/2次=安全限界時)を用いて、柱・梁(横架材)・水平構面・柱頭柱脚接合部・アンカー・土台・基礎までを一括で許容応力度検定します。限界耐力計算と部材設計が地震力レベルで完全に連動する点が大きな特長です。
梁は長期荷重(固定G+長期積載P)と地震時応力を合成し曲げ・せん断・たわみを検定。柱は軸力・座屈・めり込みを検定します(グレー本 2.5・3.7 準拠)。損傷限界=短期許容、安全限界=材料強度で判定し、結果は検定比図として色分け表示されます。
- ✓柱・梁の断面検定(曲げ・せん断・たわみ・座屈・めり込み)
- ✓柱頭柱脚引抜力(ラーメン置換モデル)と金物照査
- ✓水平構面(床・屋根)の検定・床倍率
- ✓「基礎・構造躯体の検定」章として計算書に統合出力
検定比一覧(安全限界時 2次設計)
性能点地震力 Qud による| 部位・部材 | 検定項目 | 検定比 D/C | 安全余裕 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 通し柱(1F) | 圧縮+曲げ | 0.62 | OK | |
| 大梁(2F) | 曲げ | 0.78 | OK | |
| 大梁(2F) | たわみ | 0.55 | OK | |
| 水平構面(2F床) | せん断 | 0.41 | OK | |
| 柱脚接合部 X1Y1 | 引抜き | 0.86 | OK | |
| 基礎ばり | 曲げ・せん断 | 0.73 | OK | |
| べた基礎 底盤 | 接地圧 | 0.68 | OK | |
| アンカーボルト | せん断 | 0.44 | OK |
平面図入力・作図 ―
図面の上で、構造を考える。
HTML5 Canvasベースのインタラクティブな平面図エディタです。通り芯の自動作成、耐力壁・筋交い・ダンパ・床・横架材・基礎の配置まで、図面上で操作するだけでリアルタイムに3Dモデルと偏心率チェックが更新されます。
移動/平行複写/対称複写/延長カット/分割といったCAD級の編集操作に対応。下階の通り芯・全要素を現在階へ複写する「芯写/階写」、外壁・内壁の自動壁配置、下絵(JPG/PNG/PDF/DXF)の読込と2点縮尺合わせ、DXF書き出しも搭載。3Dビューは別ウィンドウ(別モニタ)表示も可能です。
復元力特性 ―
拡張NCLモデルで実挙動を再現
各要素の δ-Q 骨格曲線と履歴ループを、剛性低下・耐力劣化・スリップを含む拡張NCLモデルで表現します。任意の骨格曲線から NCL パラメータを自動同定でき、正負別パラメータ(片筋交い等の非対称挙動)にも対応します。
壁単体の実大実験データ(δ-Q曲線)をそのまま入力してNCLパラメータに自動変換できるため、独自の実験データや文献値を活用可能。壁倍率(kN/m)からの自動逆算、コントロールポイントのGUI対話編集、Excel貼付にも対応します。
あらゆる木造要素に、対応。
在来軸組から伝統構法・中大規模木造まで。実大実験に基づくδ-Q骨格曲線を内蔵データベースで管理し、20種以上の耐力要素をモデル化できます。
一般・面材系
- 耐力壁(構造用合板・石膏ボード等の面材壁)
- 筋交い/ブレース(片筋交い・たすき・鉄筋・金物筋かい・方杖・ウッドブレース)
- 開口壁(窓・出入口を含む腰壁・垂壁付き架構)
- 面格子壁(木格子の耐力壁)
- 一般柱・自由入力(ユーザー定義復元力)
伝統構法系
- 土壁(全面壁/真壁・全面土塗り壁)
- 貫/大断面通し貫
- 差鴨居(めり込み圧縮域の曲げ抵抗)
- 長ほぞ込栓/小根ほぞ込栓・鼻栓 仕口
- ロッキング柱(石場建ての柱の傾斜復元力)
ラーメン・制振系
- 木造ラーメン接合部(引きボルト/ドリフトピン/LSB)
- 門型ラーメン架構(柱勝ち・梁勝ち)
- オイルダンパ(速度依存型)
- 粘弾性ダンパ/摩擦ダンパ/履歴型ダンパ
- ハイブリッドダンパ/拡張NCL型 履歴ダンパ
制振・免震 ―
補強の効果を、数値で示す。
補強前・補強後の構造モデルを別タブで並行管理し、制振ダンパの追加や壁の増設による効果を、復元力特性グラフと応答解析結果の両面で即座に比較検証できます。既存木造の耐震補強設計に最適化されたワークフローです。
制振ダンパは6種類(オイル/粘弾性/摩擦/履歴型バイリニア/ハイブリッド/拡張NCL型)に対応。層間直接設置型・方杖設置型・Kブレース型を選べます。実験ループからパラメータを同定する粘弾性KV作成/オイルダンパ設計ツールも内蔵。積層ゴム+免震ダンパ+すべり支承による免震・石場建てとの比較検討も行えます。
ねじれ応答解析 ―
偏心を、立体で追う。
各階 ux/uy/θz の疑似立体3自由度モデルにより、偏心によるねじれ応答を時刻歴で追跡します。平面図モードで配置した要素の剛心・重心から偏心を評価し、端部最大変形位置での層間変形角を算出します。
制振ダンパ(粘弾性・履歴・拡張NCL型)の実部剛性も剛心位置・偏心率の算定に寄与。偏心率 Re をリアルタイムHUDで確認しながら、バランスの良い構造計画を進められます。
実務を支える、詳細計算ツール群。
骨格曲線の根拠から接合部・地盤・荷重まで。各要素の復元力を「根拠を持って」設定するための専用ツールを多数内蔵しています。
釘打ち耐力壁 詳細計算
面材・釘種・釘ピッチの組合せから許容応力度設計法でバイリニア骨格曲線を算定。結果をCSVへ直接追加。
開口壁 詳細計算
変位増分法(割線剛性反復法)で垂壁・腰壁の任意寸法、筋交いの角度補正、片筋交いの正負別骨格曲線に対応。
貫・通し貫・差鴨居
めり込み降伏に基づくM-θ/Q-変形角曲線を算定。樹種グループ別のめり込み基準強度・置換係数を反映。
長ほぞ込栓・小根ほぞ仕口
破壊モード比較でM-θ骨格を算定(伝統的木造建築物の構造設計指針 準拠)。
木造ラーメン接合部
引きボルト/ドリフトピン/LSBの回転剛性 Kθ・My・Mu と4破壊モードを照査。
門型ラーメン詳細設定
14自由度半剛モデルの非線形増分解析で門型ラーメン架構の復元力を算定。
柱・梁の設計
軸力・座屈・めり込み・曲げ・せん断・たわみの許容応力度検定、床倍率まで。
壁倍率評価ツール
載荷試験(γ, P)から包絡線・降伏点・壁倍率を算定。点ドラッグで対話編集。
風荷重検定
告示1454号の速度圧・横浜国大方式で風圧力を検定。立面図を自動生成。
入力から出力まで、一気通貫。
手戻りの少ないワークフロー。各ステップの結果は次のステップへそのまま引き継がれます。
建物基本情報
階数・階高・重量を入力。仕様・荷重から各階重量を自動算出
平面図で配置
通り芯・壁・筋交い・ダンパ・床・基礎をCAD級の操作で配置
復元力の確認
各階Q-δグラフと偏心率を即座に描画し確認
解析・一貫検定
限界耐力・時刻歴・耐震診断と部材・基礎検定を実行
結果出力
PDF計算書・DXF・Excel・3D共有リンクへ出力
主要地震波を、プリセット搭載。
歴史的な被害地震の観測波から告示設計用地震波まで、計18波をプリセット。任意波形のアップロードと模擬地震波作成(Web-Wave)にも対応します。
入力も出力も、自由自在。
📥 インポート
- ✓CSV プロジェクトファイル(UTF-8 BOM対応)
- ✓CEDXM(CADIF)建物モデル+自動配置
- ✓DXF / PDF / 画像の背景レイヤー(下絵)
- ✓カスタム地震波形(CSV)
- ✓各種要素データCSVの個別編集
📤 エクスポート
- ✓PDF 計算書(軸組図・検定比図・部材表付き)
- ✓Excel 帳票(時刻歴主要結果)
- ✓DXF 図面(木材断面ハッチング・寸法・JW互換)
- ✓CEDXM(CADIF)エクスポート(双方向連携)
- ✓3Dアニメーション共有リンク/動画録画
💡 スマート機能
- ✓プロジェクト共有リンク(URLで送信)
- ✓サンプルデータで即時体験
- ✓補強前後/免震・石場建ての比較解析
- ✓自動保存・自動再計算・ブラウザ印刷
- ✓詳細設定の別ウィンドウ表示(マルチモニタ対応)
提出品質の構造計算書と、
計算の透明性。
出力されるPDF計算書は、建物諸元・地盤Gs・応答スペクトル・復元力特性・判定結果・交点詳細計算・層せん断力比較・Ds算出グラフ・部材/基礎検定・軸組図まで、提出に耐える完成度で自動生成されます。軸組図は全構面を表示し、検定比図は色分け、応力図には壁位置を網掛け表示。章立て動的目次・通しページ番号にも対応します。
結果の数値だけでなく、計算ロジック・詳細解説タブで採用理論と算定式を確認でき、解析では全計算過程の詳細ログをテキスト出力できます。第三者がトレースできる透明性を確保しています。
選ばれる理由。
構造計算ソフトに求められるのは、正確さだけではありません。設計者の思考を止めないスピードと、直感的に扱える操作性が必要です。
完全ブラウザ動作
インストール不要、アップデート不要。Chrome・Edge・Safari で即座に起動。すべての計算処理はクライアントサイドで実行されるため、構造データがサーバーに送信されることはありません。
簡易から本格へ、一台で
簡易入力と、リボン・サブウィンドウを備えた本格入力(詳細モード)をワンチェックで切替。詳細設定は別ウィンドウで開け、マルチモニタでの並行作業にも対応します。
共有と連携
CSV・CEDXMのエクスポート/インポートで複数人での作業が可能。3Dアニメーション共有リンクにより、構造設計者以外の関係者にも解析結果を直感的に伝えられます。





